「熱中症は夏の屋外スポーツだけ」と思っていませんか?
実はバドミントンのような室内競技でも、熱中症のリスクは十分に存在します。
特に始めたばかりの方は、水分補給や体調管理の意識が薄く、知らないうちに体に大きな負担をかけてしまうことも。
この記事では、バドミントンにおける熱中症のリスクと、その正しい予防法について解説します。
1.熱中症とは
熱中症とは、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、体温調節がうまくできなくなることで起こる健康障害の総称です。
暑い環境で長時間活動したり、運動によって体内に熱がたまりすぎたりすると発症します。
バドミントンは激しいフットワークと連続したラリーが特徴で、短時間でも大量の汗をかくスポーツです。
特にバドミントンは、風の影響を受けやすいため空調を付けずに行うことも多く、熱中症のリスクが高いスポーツです。
熱中症には3つの段階があります:
- 軽度(熱けいれん):筋肉の痛みやつり
- 中等度(熱疲労):頭痛・吐き気・めまい
- 重度(熱射病):意識障害や高体温

2.熱中症の予防について
「水だけを飲んでいれば安心」というのは誤解です。
汗とともに失われるのは水分だけでなくナトリウム(塩分)やカリウムなどの電解質も含まれます。
これが不足すると、体のバランスが崩れ、熱中症リスクが高まります。
予防のポイントは以下の通りです:
- 練習30分前からこまめな水分補給(経口補水液やスポーツドリンクがおすすめ)
- 練習中もこまめに補給
- 塩分チャージなどのタブレットを使用する
- 通気性の良いウェアを着用
- 異変を感じたら無理せず休憩
- 体調が優れない日は無理にプレーしない
3.まとめ
重症化すると命の危険や後遺症が残る可能性のある非常に危険な症状です。
熱中症は、知識があれば未然に防ぐことが出来ます。
「水分・塩分・休憩」を意識したセルフケアが、自分の体を守る第一歩です。
暑い季節でも、安全に楽しくバドミントンを続けるために、今日から意識を変えてみましょう。
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