最近、コート上で一歩目の踏み込みが滑り、シャトルへのアプローチが遅れると感じていませんか?
いくらフットワークのフォームを磨いても、シューズが床をしっかり捉えられなければ本来のパフォーマンスは発揮できません。多くのプレーヤーはソールの汚れを雑巾の水拭きで済ませがちですが、実は水拭きだけではグリップ力を完全に復活させることはできません。
今回はそんなときに役に立つ、ソール掃除用ワイヤーについて解説します。
ソール掃除用ワイヤーが必要な理由と正しい使い方
バドミントンシューズの多くには、体育館の木床で高いグリップ力を発揮するラバーソールが使用されています。しかし、プレーを重ねるうちにソールの細かな溝へ体育館の埃や皮脂が入り込み、目詰まり(ゴミが詰まってゴム表面が平滑化する現象)を起こします。これが滑りやすくなる原因です。
ここで活躍するのがソール掃除用ワイヤーです。水拭きでは届かない深い溝の埃を金属製の極細ワイヤーがしっかり掻き出します。さらに重要なのが目立て(摩耗したゴム表面に細かな起毛・凹凸を作り出し、摩擦力を復活させる処理)の効果です。ワイヤーで適度にブラッシングすることで、ゴム本来のしなやかさと食いつきを取り戻すことができます。

使い方の手順は以下の通りです。
- ソール全体の大きなゴミや埃をサッと払い落とす
- ソールの溝に沿って一定方向に優しくワイヤーを動かす
- 浮き出たゴミを乾いた布でサッと拭き取る
強い力で削りすぎると生ゴム自体を痛めてしまうため、撫でるように一定の力加減でブラッシングするのが長持ちさせるポイントです。
足元のグリップ力向上でワンランク上のプレーへ
バドミントンにおいて、素早い方向転換や力強いジャンプを踏み切るためには、信頼できる足元のグリップが不可欠です。ソール掃除用ワイヤーで定期的に掃除する習慣をつけるだけで、踏み込みの安定感が劇的に変わります。足元の不安を解消し、スピーディーな移動を実現することこそが上達への近道です。
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