あなたは普段の練習で実戦形式ばかりになっていませんか?
実戦も大切ですが、技術を確実に磨くならノック練習を避けて通ることはできません。ノック練習は単調に見えて、実はスピード・精度・判断力を一気に引き上げる最も効率的な練習方法です。
練習方法
ノック練習には大きく分けてパターンノックとフリーノックの2種類があります。それぞれ目的が異なり、組み合わせて行うことで技術と対応力の両方を鍛えられます。
- パターンノック:
あらかじめ決められた順番でシャトルを打ち出す練習です。
たとえば、「クリア→ドロップ→スマッシュ→ネット前→ロブ」といった流れを繰り返すことで、フットワーク(コート上の動き)と打点の安定を養います。
また、この中にはショットの反復練習も含まれます。たとえば、スマッシュを連続10本、ネット前のヘアピンを20本など、同じショットを繰り返し打つことで、フォームの再現性と安定した球質を徹底的に身につけます。
パターンノックは、正確な動作を身体に覚え込ませる練習です。 - フリーノック:
コーチやパートナーがランダムにシャトルを打ち出す練習です。どの方向・高さに来るかわからないため、反応速度・判断力・対応力が鍛えられます。
試合中の予測不能な展開に強くなれるほか、位置取りや次の動作への切り替えも自然に身につきます。まさに実戦感覚を磨くノック練習です。
強化できるポイント
ノック練習で得られる最大の効果は、無意識レベルでの技術再現力です。
特にショットの反復練習を取り入れたパターンノックでは、フォームの安定・打点の精度・シャトルコントロール力が飛躍的に向上します。
さらに、
- 動き出しの反応速度
- ショットの安定性と精度
- 疲労時のフォーム維持力
など、試合終盤で差がつく力を確実に伸ばせます。

注意点・意識する点
ノック練習の質を上げるには、惰性で打たないことが絶対条件です。
パターンノックでは正確なフォームとリズムの再現性を、フリーノックでは反応と判断の瞬発力を意識しましょう。
特にショット反復では、1本ごとにフォームと打点の位置を確認しながら打つことが重要です。
また、コーチ側もシャトルのテンポや配球の高さを調整し、目的に合わせた負荷をかけることが効果を最大化します。
まとめ
ノック練習は地味に見えて、基礎技術を磨く最短ルートです。
パターンノックではフォームとショットを固め、フリーノックで反応と判断を鍛える。
この2つをバランスよく行うことで、試合で安定したプレーができる選手に変わります。
基礎の積み重ねこそ最大の武器。今日からノック練習の質を見直し、あなたのバドミントンを一段上のステージへ引き上げましょう。
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