「プッシュって、簡単そうに見えるのに試合でミスが多い…」そんな悩みはありませんか?
プッシュ(Push)とは、ネット前や中盤でシャトルを素早く押し込むショットのこと。力で打つのではなく、コンパクトなスイングと正確なインパクトが求められます。
初心者にとっては“速く・正確に・安定して”打つ感覚をつかむのが難しい部分です。
そこで今回は、初心者でも効果的に上達できるプッシュのノック練習法を紹介します。
【練習方法】
プッシュのノック練習には、手投げノックとラケットで出すノックの2種類があります。目的に応じて使い分けましょう。
■ 手投げノック(基礎練習)
一人が手でシャトルを前方へ軽く投げる方法です。テンポをゆっくりにして、フォームや打点を確認するのに最適です。
- ノッカー(投げる人)はネット前1m以内に立ち、腰の高さからシャトルを前へ投げる。
- 打ち手はラケットを前に構え、小さなスイングで押し出すように打つ。
- 1セット10〜15球を目安に、フォームを崩さず繰り返す。
手投げノックのポイントは、スイングの小ささと面の安定。まずは正確に面を作る感覚を身につけましょう。

■ ラケットノック(実戦練習)
次に、ノッカーがラケットで連続的にシャトルを出す練習です。スピードが上がり、反応練習として効果的です。
- ノッカーはネット前1〜2mから、ラケットで軽くシャトルを押し出すように一定のリズムで打つ。
- 打ち手はテンポを合わせて、ラケット面を常にネットに向けたまま短く押す。
この練習では、相手の球に対して瞬時に反応する判断力を養うことができます。
【強化できるポイント】
プッシュのノック練習で鍛えられるのは、主に以下の3点です。
- 反応速度:速いテンポに対応できる判断力と体の反応を高める。
- ラケットワークの精度:面の角度と打点の位置感覚を正確にする。
- ネット前の攻撃力:相手のリターンを封じる積極的なプレーが可能になる。
安定したプッシュが身につけば、ラリー中のチャンスボールを確実に得点へつなげられます。
【注意点・意識する点】
- 力を入れすぎない:プッシュは力みはミスの原因です。
- 打点を前でとる:体の前でインパクトすることで、押し込む力がしっかり伝わる。
- 軸を安定させる:重心がブレると面がズレる。膝を軽く曲げ、体の軸を保つこと。
- 利き手と反対の足を前へ:体のバランスを保ち、次の動作への切り替えをスムーズに。
【まとめ】
プッシュショットは、スピードよりも正確さから習得するべき基本技術です。
まずは手投げノックでフォームを整え、ラケットノックで実戦的な速さに対応できるようにしましょう。繰り返し練習を重ねれば、安定した面作りと鋭い押し込みが自然と身につきます。今日からノック練習を取り入れて、試合で決められるプッシュショットを自分の武器にしてください。
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