みなさんは、バドミントンがかつてネットのない遊びだったことをご存知でしょうか?
現代では時速400kmを超えるスマッシュが飛び交う激しいスポーツですが、そのルーツは18世紀から19世紀にかけて、ヨーロッパの貴族たちが優雅に興じた庭園遊びにあります。
今回は、バドミントンの前身であるバトルドア・アンド・シャトルコックの正体を、歴史的背景とともに紐解いていきましょう。
協力から競技へ、進化のプロセス
バトルドア・アンド・シャトルコック(Battledore and Shuttlecock)という名は、使用する道具に由来しています。バトルドアとは、木製や羊皮紙を張った小さなラケット状の道具を指し、シャトルコックは現代と同様に、コルクなどの土台に羽根を刺したものを指します。

この遊びの最大の特徴は、相手を負かすことではなくどれだけ長く打ち続けられるかを競う協力的なゲームであった点です。当時の貴族たちは、豪華な衣装に身を包み、邸宅の庭園や広間で羽根を落とさないように打ち合いました。これは現代のバドミントンが持つ勝敗を決するいう性格とは正反対の、純粋なレクリエーションだったのです。
しかし、19世紀半ばに大きな転換期が訪れます。インドに駐在していたイギリス軍将校たちが、現地で行われていたプーナという遊びを本国に持ち帰りました。プーナにはネットを挟んで打ち合うという画期的なルールが存在したのです。
ここで古い庭園遊びとプーナが融合し、現代の競技としてのバドミントンが誕生することになります。
まとめ
優雅な庭園遊びだったバトルドア・アンド・シャトルコックは、ネットという概念が加わることで、戦略的でエキサイティングな近代スポーツへと進化を遂げました。かつての貴族たちがいかに長くラリーを続けるかに心血を注いだ精神は、現代のバドミントンにおける粘り強いレシーブや、緻密なラリー構成の中にも息づいています。
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