皆さんは、バドミントンの大会に格付けがあることをご存知でしょうか?
数ある国際大会の中でも、オリンピックや世界選手権と並び、最も権威がある最高ランクに位置づけられているのが、今回ご紹介するトマス杯です。
男子バドミントン界の頂点を決めるこの大会が、なぜこれほどまでに選手やファンを熱狂させるのか、その魅力を紐解いていきます。
世界最高ランク グレード1の誇り
バドミントン界では、世界バドミントン連盟(BWF)が大会をランク分けしており、トマス杯はグレード1という最上位カテゴリーに属しています。これは、限られた主要大会のみに与えられる称号であり、優勝することは世界チャンピオンの称号を手にするのと同義です。
トマス杯は、世界男子チーム選手権とも呼び、男子団体戦の世界最高峰を決める大会として1948年から続いています。女子の団体戦であるユーバー杯と同時開催され、2年に一度、世界最強の国の称号をかけて激突します。個人戦とは異なり、国の名誉を背負って戦う団体戦ならではのプレッシャーは、グレード1の大会にふさわしい重厚なものです。

男子団体戦を制する2複3単の戦略
トマス杯の競技形式は、2複3単と呼ばれるスタイルで行われます。これは、第1シングルス、第1ダブルス、第2シングルス、第2ダブルス、第3シングルスの順で合計5試合を戦い、先に3勝したチームが勝利する仕組みです。
男子団体戦の魅力は、シングルスの圧倒的なスピードと、ダブルスの目にも止まらぬドライブの応酬が一度に楽しめる点にあります。ここで重要になるのがオーダーの戦略です。 専門用語で当て馬やエース温存といった駆け引きが行われることもあります。例えば、相手の強力なエースに対して自チームの誰をぶつけるか、あるいは第3シングルスまでもつれ込むことを見越して、最後に精神力の強いベテランを配置するか。監督の采配が勝敗を大きく左右します。
また、男子選手による時速400kmを超えるスマッシュや、執念のレシーブが続く団体戦は、個人の能力だけでなく、ベンチを含めたチーム全体の層の厚さと結束力が不可欠です。
まとめ
トマス杯は、BWFが定めるグレード1という格付けに相応しい、技術・戦略・情熱のすべてが詰まった男子団体戦の最高峰です。1人のスター選手がいるだけでは勝てない、チーム全員の力が試される過酷なトーナメントだからこそ、そこには個人戦以上のドラマが生まれます。
次に開催される際は、ぜひ各国の3単2複の布陣や、最終戦までもつれ込んだ際のヒリヒリするような緊張感に注目してください。バドミントンという競技が持つ格闘技のような激しさとチェスのような緻密さを、トマス杯なら存分に味わうことができるはずです。
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