大会直前の1週間は、普段の練習よりも「追い込み」ではなくコンディション調整が重要です。
ここで無理をすると疲労が抜けず、当日のパフォーマンスが低下する可能性があります。
特にバドミントンを始めたばかりで大会経験が少ない方は、どの程度の練習を行えばよいか迷うことも多いでしょう。
今回は、大会1週間前に適した調整練習メニューを紹介します。
1.おすすめの練習メニュー
大会1週間前の練習の目的は、「動きを維持すること」、「疲労を蓄積しないこと」、「試合で必要なプレーに体を慣らすこと」の3つです。以下の流れで調整を行うと効果的です。
①有酸素運動(軽めのランニングやバイク)
試合に向けて血流を良くし、体を温めることを目的とします。ここでは「全力」ではなく心拍数が上がりすぎない範囲で行うことがポイントです。
②フットワーク練習
大会前に必要な動きを確認します。具体的には「前後左右の動き」「サイドステップ」「スプリットステップ(構えからの小さな跳躍動作)」を繰り返します。ここでは正確さとリズムを意識しましょう。
③基礎ショット練習
大会直前は安定感の確認が大切です。ドロップ、クリア、スマッシュなど全てのショットを行いますが、特にラリーで使用頻度の高い得意なショットや苦手なショットを重点的に確認します。
④ゲーム形式
大会前に試合の流れを体に入れるため、軽めのゲームを行います。ここでは勝敗を気にするのではなく、「試合のリズムを整える」ことを重視してください。
⑤クールダウン(ストレッチと軽いジョグ)
練習後は筋肉をほぐすことで疲労回復を早めます。特に太もも前後・ふくらはぎ・肩周りのストレッチを丁寧に行いましょう。
また、大会1週間前は練習量を徐々に減らし、大会前日は軽い打ち込み程度で終了することが望ましいです。

2.まとめ
大会1週間前の練習は「量より質」がカギです。
疲労を残さず、試合に必要な動きを体に覚え込ませることが最優先となります。
フットワークやショットの確認、そして軽めのゲーム形式を組み合わせることで、体も心も本番に向けて準備が整います。
直前で無理に追い込むのではなく、当日に最高のパフォーマンスを発揮できる調整を心がけましょう。
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