大会前は技術練習や体力調整に意識が向きがちですが、食事管理も試合で力を出し切るために欠かせない要素です。
特に、バドミントンは瞬発力と持久力を同時に求められる競技であり、食事によってエネルギー源を適切に蓄えることがパフォーマンスに直結します。
今回は、試合1週間前から当日までの食事で意識すべき栄養バランスについて解説します。
試合1週間前~3日前
この期間は、体調を整えつつエネルギー源となるグリコーゲン(筋肉や肝臓に蓄えられる糖質)を貯める準備期間です。
- 主食(ご飯、パン、麺類)から炭水化物をしっかり摂取し、体内にエネルギーを蓄積しましょう。
- 同時にたんぱく質(鶏肉、魚、大豆製品)を摂ることで、筋肉の修復と疲労回復を促します。
- 野菜や果物からビタミンC・ビタミンEを補給し、免疫力を維持することも大切です。
試合前日
前日は特に糖質中心の食事を意識しましょう。これは「カーボローディング」と呼ばれ、試合に必要なエネルギーを満たす方法です。
- 主食は通常より多めに摂取。
- 脂質(油の多い揚げ物や脂身の肉)は消化に時間がかかるため控えめに。
- 水分補給も忘れず、水やスポーツドリンクで体内の水分バランスを整えることが重要です。

試合当日(試合3~4時間前)
当日は消化が良く、エネルギーに変わりやすい糖質を中心に食べましょう。
- おにぎり、うどん、バナナなどがおすすめ。
- たんぱく質は消化の良い卵や豆腐を少量。
- 乳製品や脂っこい食べ物は胃に負担をかけるため避けるのが無難です。
試合直前(30分~1時間前)には、バナナやゼリー飲料など消化が速くエネルギー補給できる食品を摂ると良いでしょう。
2.まとめ
試合で最高のパフォーマンスを発揮するためには、炭水化物でエネルギーを蓄え、たんぱく質で筋肉を整え、ビタミンやミネラルで体調を維持することが鍵です。
大会1週間前から計画的に食事を整えることで、練習の成果をしっかり発揮できる状態をつくりましょう。
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