今年度から導入されている15点ゲーム。皆さんは、従来の21点制と同じ感覚で戦っていませんか?
もしそうであれば非常に危険です。点数が短縮されるということは、単に試合時間が短くなるだけではありません。これまで培ってきたゲームメイク(試合展開を有利に組み立てる戦術)の常識が、根底から覆ることを意味しているのです。
今回は、なぜ15点制では従来の戦術が通用しないのか、その理由を解説します。
【なぜ通用しない?15点制が試合展開を激変させる3つの理由】
15点制で従来の戦術が通用しなくなる最大の理由は、1点の価値が格段に重くなるからです。具体的には以下の3つの変化が起こります。
1つ目は、序盤の様子見が命取りになる点です。21点制では、序盤に相手の弱点やシャトルの飛び方を探る時間に充て、中盤以降に逆転する組み立てが可能でした。しかし15点制では、最初に5点リードを許すと残り10点しかなく、挽回は極めて困難になります。
2つ目は、サーブまわりの重要性が倍増する点です。サーブとレシーブ、術中にはめるための3打目までの攻防をサーブまわりと呼びます。15点制ではラリーを長引かせる猶予がないため、サーブの浮きやレシーブミスといった初歩的な失点が即座に致命傷へと直結します。

3つ目は、試合の流れを修正する時間が足りない点です。相手に流れに乗られた際、21点制であればインターバル等で冷静に戦術を組み直せましたが、15点制では修正するを素早く行わないとゲームがすぐ終了してしまいます。
【まとめ:15点制を制するための新しいゲームメイク】
15点制のバドミントンは、これまでの長距離走のような戦い方から、最初から全力で駆け抜ける短距離走へと変貌しています。 勝つためには、最初の1点からトップギアで入るスタートダッシュ重視のゲームメイクへの刷新が不可欠です。1球の重みを意識し、新しい戦術を武器にして大会での勝利を掴み取りましょう!
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