バドミントンラケットは、重さによってプレースタイルに大きく影響を与える重要な要素です!
ラケットの重さによって、ショットの威力、スイングスピード、操作性、そして体への負担が変わってきます。
そのため、バドミントンをこれから始める人も、もっとレベルアップしたい人も、ラケット選びはとても重要です!
今回は、自分に合ったラケットに出会うために知っておきたい、ラケットの種類と選び方のポイントを解説していきます!
1. ラケットの重さの分類
一般的に、バドミントンラケットの重さは「U」という単位で表記され、数字が小さいほど重くなります。
具体的な重さの違いは以下の通りです
• 2U (約90〜94g): 重い
• 3U (約85〜89g): 標準的
• 4U (約80〜84g): 軽め
• 5U (約75〜79g): さらに軽い
• 6U (約70〜74g): 超軽量

2. 重いラケットのメリットとデメリット
●メリット:
・スマッシュなどの攻撃的なショットで、より大きなパワーを伝えやすくなります。ラケットの慣性によって、シャトルに重みが乗り、スピードのある球を打つことが期待できます。
・コントロールが安定しやすい傾向があります。重さがあることで、スイング中のブレが少なくなり、しっかりと振り抜けるためです。
・フレームがしっかりしているものが多く、耐久性が高め。
●デメリット:
・スイングスピードが遅くなる可能性があります。特にダブルスでの速い展開や、レシーブ時の反応が遅れることがあります。
・腕や手首に負担がかかりやすく、長時間のプレーで疲れを感じやすくなります。肘や肩への負担も懸念されます。
☆このようなプレースタイルに向いています:
• シングルスプレーヤー: 強力なショットと安定したコントロールが求められるため、3U〜4Uがおすすめです。
• ダブルスの後衛: 強力なスマッシュを打ちたいプレーヤーには、3Uが適しています。
• パワー重視の攻撃的なプレースタイルのプレーヤー。
3. 軽いラケットのメリットとデメリット
●メリット:
・スイングスピードが速く、速いドライブやカウンターショットがしやすくなります。
・操作性が高く、特に前衛での細かいラケットワークや、素早いラケット操作が求められる場面で有利です。
・初心者やジュニアにも扱いやすく、スイングがしやすく、腕への負担も少ないため、技術習得の初期段階に適しています。
●デメリット:
・スマッシュの威力が出にくい場合があります。軽すぎるとシャトルに十分なパワーを伝えられないことがあります。
・シャトルを打った際の衝撃を受けやすく、コントロールが難しくなることがあります。ラケットがブレやすいと感じるかもしれません。
・軽量化のためにフレームが細くなっている場合があり、耐久性が低いことがあります。
☆このようなプレースタイルに向いています:
• ダブルスの前衛: 素早いラケットワークと反応速度が重要なため、4U〜5Uが最適とされることがあります。
• 守備的で、素早い動きとラケットワークを重視するプレースタイルのプレーヤー。
• 初心者や体力に自信のないプレーヤー。

4. 進化するラケット技術と重さの関係
近年では、カーボン技術の向上により、「軽くて強い」ラケットも登場しています。 バランスポイントを工夫することで、
・ヘッドヘビーの軽いラケットにしてパワーを補っているラケット
・ヘッドライトの重いラケットにして操作性を補っているラケット 等も登場しています。
まとめ
バドミントンラケットの重さは、
• ショットの威力
• スイングスピード
• 試合での戦術
• 体への負担
に大きく影響します。
日本のトップ選手も、前衛と後衛で異なる重さのラケットを使い分けるケースもあります。
選ぶときは単純に「軽い・重い」ではなく、自分のプレースタイルや体の負担を考えながら選んでみてください!
ラケットの重さひとつで、バドミントンのプレーは大きく変わります!
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