バドミントンのグリップは、種類や太さによってプレースタイルに大きく影響を与える重要な要素です!
そのため、バドミントンをこれから始める人も、もっとレベルアップしたい人も、グリップ選びはとても重要です!
ですが、お店に買いに行くと種類が多く何を選ぶか悩んだことはありませんか?
今回は、グリップの種類と自分に合ったグリップの選び方のポイントを解説していきます!
- グリップの種類
・インナーグリップ:元々巻いてあるグリップ。滑りやすく、プレーの精度も落ちやすいです。
・オーバーグリップ: インナーグリップの上から巻いて使用するグリップ。
市販されているグリップの多くが当てはまります。
- オーバーグリップの種類とプレースタイル
オーバーグリップには主に以下の種類があり、種類によって特徴が異なります。
- ウェットタイプ: 少し湿ったような触り心地で、しっかりとグリップできるのが特徴です。
ですが、汗を多くかくと滑りやすくなる場合があります。
初心者の方 ・グリップ力を重視するプレーヤー向け - ドライタイプ: サラサラとした感触を保つグリップです。
グリップ力はウェットタイプに劣る場合があります。
汗をかいてもグリップの感触をあまり変えたくないプレーヤー向け - タオルタイプ: タオル地のグリップで吸汗性が非常に高いグリップです。
多くのプロ選手も使用しています。ただし、他のタイプに比べて巻き方が少し異なります。
手汗が多く他のグリップでは滑ってしまうプレーヤー向け - 凸凹タイプ: グリップの表面に凹凸があり、手に馴染みやすくグリップです。
フィット感や握りやすさを重視するプレーヤー向け
- モイストスーパーグリップ: ウェットタイプの一種で、シルクパウダーが配合されており、なめらかでもっちりとした質感のグリップです。
また、吸汗性にも優れています。
握り心地にこだわりたいプレーヤー向け
- グリップの太さの分類
一般的に、バドミントンラケットの重さは「G」という単位で表記され、数字が小さいほど太くなります。 具体的な太さの違いは以下の通りです
- G1(約102mm): 最も太い
- G2(約95mm): 標準的な太さ
- G3 (約89mm): 太め
- G4 (約4mm): 細め
- G5(約81mm): 標準的な細さ
- G6(約78mm): 最も細い
この中でG5もしくはG6が主流で、お店に置いてあるのはG5とG6がほとんどです。
- グリップの太さとプレースタイル
- 細いグリップ(G6など)
o 操作性が良い
o フォアとバックを素早く持ち替えたり、細かい動きを行いやすい
☆このようなプレースタイルに向いています
・ダブルスの前衛
細めのグリップで素早いラケットワークを可能にし、速い展開でもシャトルに触りやすくなる。
・守備的なプレースタイル
細めのグリップで素早いラケットワークを可能にし、相手の速度に押されにくくなる。
・コースを狙うプレースタイル:
細めのグリップでラケットの操作性を高め、的確にコースを狙いやすくなる
- 太いグリップ(G4など):
o パワーをより伝えやすいグリップ
o 打球時にグリップがずれにくくなる
☆このようなプレースタイルに向いています
・攻撃的なプレースタイル: やや太めのグリップでしっかりと握り込み、力を伝えやすくなります。
スマッシュやドライブがメインのスタイルの方におすすめです。
・ダブルスの後衛
パワーのあるショットを打ちたいため、やや太めのグリップで力を伝えやすくなります。

- グリップの太さの調整について
グリップの太さは、アンダーラップを巻くことで微調整が可能です。 アンダーラップとはオーバーグリップの下に巻く緩衝材のようなもので、グリップの太さや柔らかさを調整することができます。 そのため、細めのグリップを選び、必要に応じて太く調整することも可能です。
まとめ
バドミントンのグリップは、
- 握りやすさ
- 力の伝えやすさ
- 操作性
に大きく影響します。
選ぶときはそれぞれの特徴を理解して、自分のプレースタイルを考えながら選んでみてください!
グリップの種類や太さで、ショットの精度は大きく変わります!
************************
バドはび
TEL:080-8901-3239
〒194-0015
東京都町田市金森東1-17-2
・プライベートレッスン(マンツーマンレッスン、個別指導)
・ジュニアバドミントン教室
・LI-NING
************************