疲労回復とケガ予防に必須!バドミントン後のクールダウンが持つ科学的な効果とは

バドミントンを終えたあと、「そのまま帰ってしまう」「水を飲んで終わり」という方はいませんか?

しかし運動後に行う**「クールダウン」**は、疲労の蓄積を防ぎ、次回のパフォーマンスを高めるうえで非常に重要です。

今回はクールダウンの役割と効果について解説します!

1.クールダウンとその効果

クールダウンとは、運動後に心拍数や呼吸、筋肉の緊張を徐々に落ち着かせるための一連の軽い運動やストレッチを指します。

特にバドミントンのように瞬発的で強度の高いスポーツでは、運動後に心身の興奮状態が続きやすいため、急に動きを止めるのは身体に大きな負担をかけてしまいます。

クールダウンには、以下のような科学的な効果があります。

  • 血液循環の正常化
     激しい運動中、筋肉は多量の血液を消費します。急に止まると、下半身に血液がたまり、**「血液のプーリング(滞留)」**が起こることがあります。軽いジョギングやウォーキングを数分行うことで、心拍数を安全に下げ、血流を全身に戻す効果があります。

  • 乳酸の代謝促進
     運動中に発生した乳酸などの代謝産物を筋肉内に残したままだと、筋肉痛や疲労感の原因になります。軽度の有酸素運動と組み合わせたクールダウンにより、代謝産物の除去がスムーズになり、疲労回復が早まります。

  • 静的ストレッチによる柔軟性の維持
     クールダウン時のストレッチは、静的ストレッチ(反動をつけずに一定時間保持するストレッチ)が基本です。筋肉や関節をゆっくりと伸ばすことで、運動中に収縮した筋肉を正常な状態に戻し、柔軟性の低下を防ぎます。

具体的には、「ふくらはぎ」「太もも前後」「肩」「背中」など、バドミントンで使われやすい部位を重点的にストレッチしましょう。1部位あたり15〜30秒が目安です。

3.まとめ

クールダウンは、疲労回復・柔軟性維持・ケガ予防の3つの側面で運動後の身体に大きな恩恵をもたらします。

わずか5〜10分の軽い運動とストレッチを習慣にすることで、翌日のコンディションや継続的な上達に大きな差が生まれます。

プレーの最後にクールダウンを取り入れることが、「上達する身体づくり」への第一歩です。

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