ケガ予防と柔軟性向上に効果的!バドミントンに役立つ静的ストレッチの科学

バドミントンを始めたばかりの方は、プレー中の動きに体が慣れていないため、筋肉や関節に大きな負担がかかります。

特に練習や試合後の静的ストレッチは、筋肉の疲労回復や柔軟性向上に欠かせません。

今回は、静的ストレッチについて解説します。

1.静的ストレッチとは

静的ストレッチとは、筋肉を一定の姿勢でゆっくりと伸ばし、その状態を15〜30秒程度保持するストレッチ方法です。動きを伴わずに行うため、筋肉の緊張を和らげ、可動域(関節を動かせる範囲)を広げる効果があります。

バドミントンでは、ラケットを振る動作やコートを素早く移動する動作で、肩・腰・太もも・ふくらはぎなど多くの筋肉が使われます。

これらの筋肉は、プレー後に疲労し、筋繊維が微細な損傷を受けることがあります。この状態で筋肉が固まると、柔軟性の低下やケガのリスク増加につながります。

静的ストレッチは、筋肉内の**筋紡錘(きんぼうすい)**というセンサーの働きを落ち着かせ、過度な緊張を抑えます。

これにより、血流が促進され、代謝産物(乳酸など)の排出がスムーズになります。

さらに、腱(けん)や靭帯(じんたい)の柔軟性向上にもつながるため、次回の練習時に動きやすくなります。

2.おすすめの静的ストレッチ

例として、練習後におすすめの静的ストレッチは以下の通りです。

  • ハムストリングスストレッチ(太もも裏)
  • 大腿四頭筋ストレッチ(太もも前)
  • ふくらはぎストレッチ
  • 肩・胸のストレッチ

いずれも呼吸を止めず、痛みを感じない範囲でゆっくり行いましょう。反動をつけると筋肉を痛める恐れがあるため避けてください。

3.まとめ

静的ストレッチは、バドミントンを含むあらゆる運動後に取り入れることで、ケガ予防・柔軟性向上・疲労回復に大きく貢献します。

特に初心者の方は、練習後に数分間ストレッチを行う習慣をつけることで、長く安全にプレーを楽しむことができます。

体のケアも練習の一部として、継続的に取り入れていきましょう。

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