バドミントンは激しいフットワークを繰り返すスポーツのため、足の皮膚トラブルが起こりやすい競技です。
特に初心者や新しいシューズを履いた直後のプレーヤーに多く見られるのが「まめ」や「靴擦れ」。
これらは軽視されがちですが、プレーの質や集中力に大きく影響します。
今回は、バドミントンにおける足のまめや靴擦れの原因と予防法について解説します!
2.まめや靴擦れとは
まめ(摩擦性水疱)とは、皮膚の同じ場所が繰り返しこすれることで、表皮の下に水分がたまってできる水疱です。
特に足の裏、かかと、つま先の関節周辺に多く見られます。原因は「靴と足の摩擦」と「汗による皮膚の柔軟化」。
バドミントンのように前後左右に激しく動く競技では、足の中で靴が微妙にずれ、摩擦が生じやすくなります。
靴擦れは、シューズの素材やフィット感の問題により、皮膚がこすれて赤くなったり、場合によっては皮膚が破れて出血することもあります。
特に新品のシューズを履き始めたときや、靴下の厚さを変えたときに起きやすい症状です。
どちらも放置すると、感染性の蜂窩織炎(ほうかしきえん)や膿瘍(のうよう)といった細菌感染症につながることもあり、衛生管理にも注意が必要です。

2.まめや靴擦れの予防法
予防法として有効な対策は以下の通りです。
- 自分の足に合ったシューズを選ぶこと(足長・足幅だけでなく、足の甲の高さも考慮)
- 摩擦を減らすための高機能ソックスの着用(吸汗速乾性・クッション性の高いもの)
- 靴擦れ防止用パッドやテーピングの活用
- 足に汗をかきすぎないよう、練習前に制汗パウダーを使用する
- 新品のシューズは慣らし期間を設けてから本格使用する
また、まめができた場合は潰さず、清潔を保ったまま自然治癒を待つことが原則です。潰れてしまった場合は、消毒と保湿処置をしっかり行いましょう。
3.まとめ
足のまめや靴擦れは、小さなトラブルのようでいて、プレーの質や継続的な練習に大きな影響を与える重要な皮膚障害です。
正しいシューズ選びと予防法を実践することで、こうしたトラブルは大幅に減らすことが可能です。
快適な足元環境を整え、長くバドミントンを楽しむために、日々のケアと意識を忘れないようにしましょう。
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