ハイバック側に追い込まれると、思うように返球できずラリーの主導権を失いやすいものです。
こうした弱点をなくすためには、ハイバックを狙ったノック練習で動きと打点を固定することが最も効果的です。
今回はそんなノック練習について解説します。
練習方法
ノッカーがハイバック側へ一定テンポでノックを送り、次の四つのメニューを繰り返し練習します。
- ドロップ
ネット前に静かに沈めるショット。力を抜き、面の角度を細かく調整してスピードを抑えます。 - クリア
後方に高く返すショット。胸を開きすぎず、体の横に近い位置でインパクトを取ることで軌道が安定します。 - スマッシュ
ハイバックからの強打。大きいスイングではなく、軸足の踏み込みと上半身の連動でパワーを作ります。打点が後ろに下がると威力が落ちるため、準備を早くします。 - カット
相手コートへ斜めに鋭く曲げるショット。ラケット面をわずかにズラし、最後のリスト動作で角度をつけます。力を入れすぎると回転がかからないので、タッチの繊細さが重要です。
最初は一つずつのショットを反復練習して安定させましょう。
慣れてきたら順番を固定して行い、その後順番をランダムにして行いましょう。
強化できるポイント
- 非利き手のバランス動作が安定し、体の軸がぶれなくなる
- 落下点を読む判断力が向上し、後方処理のスピードが上がる
- ドロップ、クリア、スマッシュ、カットといった球質の切り替え能力が高まる
- コンパクトなスイングが身につき、連続動作でもフォームが崩れにくくなる

注意点や意識する点
- ミスが続いても腕力で振らない。
- ラケット面の角度を一定に保ち、余計な力を抜く
- ノックのスピードを上げすぎない。再現性を重視する
- スマッシュは無理に強く打たず、打点の高さと体の向きを優先する
- カットは面を立てすぎない。角度はリストで微調整する
まとめ
ハイバックを確実に強化したいなら、ショットを4種に分けたノック練習が最も効率的です。強打から繊細なタッチまでを同じ打点から打てるようになることで、試合で追い込まれた場面でも選択肢が広がり、ラリーの主導権を奪いやすくなります。
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