あなたは試合中、このショットで決めたいと思ってもなかなか得点につながらないことはありませんか?
実は、得点につながるショットを意識的に使うゲーム練習を取り入れることで、試合中の決定力が大きく変わります。
今回は、得点できるショットを固定したゲーム練習について解説します。
練習方法
この練習は、得点パターンを意識して再現するためのゲーム形式練習です。
- 自分の得点源となるショットを1つ選ぶ
例:スマッシュ、ドロップ、プッシュ、ヘアピン(ネット前の小さなショット)など。 - そのショットで得点を取ったときだけ1点が入るというルールでゲームを行う。
- 例えばスマッシュで決めたら1点、それ以外はノーカウントと設定。
- 通常のラリーをしながらも、選んだショットで得点を取ることを強く意識してプレーする。
このようにルールを制限することで、得点ショットに至るまでの組み立て(=ラリー構築力)が自然と鍛えられます。
強化できるポイント
この練習で特に強化できるのは以下の3点です。
- 得点パターンの明確化:自分がどんな形で点を取れるのかが見えるようになります。
- ショットの精度向上:狙ったショットに集中することで、打点やフォームが安定します。
- ラリー展開力の向上:得点ショットを生かすための配球(相手を動かすショットの組み合わせ)が磨かれます。
たとえばスマッシュで点を取るためには、その前のクリアやドロップの使い方が鍵になります。
つまり、「決めショット」だけでなく「その前の布石」も強化されるのです。

注意点・意識する点
- 無理な体勢で得点ショットを打たないこと。フォームを崩すと精度も落ち、ケガの原因にもなります。
- 得点ショットに至るまでのプロセスを考えること。ただ決めにいくのではなく、どう崩すかを意識して展開しましょう。
- 練習後は、得点できたパターンとできなかったパターンをメモしておくと、自分の強みと課題が明確になります。
まとめ
得点できるショットを固定したゲーム練習は、単なるショット練習ではなく、試合で得点する力=決定力を高める練習です。
自分の得点ショットを見極め、それを中心にしたゲーム展開を身につけることで、試合での勝率は確実に上がります。
次の練習では、あなたの“得点パターン”を1つ決めて挑戦してみてください。
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