シングルスはまさに究極の個人競技です。
相手と1対1で向き合い、広大なコートを一人で守り抜くこの種目は、技術だけでなく体力と精神力の両方が高次元で試されます。
初心者がまず理解すべきは、この種目が単なる打ち合いではなく、相手をいかに動かし、自分の有利な状況を作るかという戦略性を持っている点です。
シングルスの特徴
シングルスの最大の特徴は、コートの隅々まで自分一人でカバーしなければならない点です。そのため、効率的な足運びであるフットワークが勝敗の8割を握ると言っても過言ではありません。
戦術の基本は、相手を揺さぶることです。例の一つとして、コートの奥深くへ高く飛ばすクリアで相手をコート奥に動かし、ネット際に落とすドロップや、ネット際に打つヘアピンで前へ動かすことが挙げられます。
この前後の揺さぶりによって相手の体力を削り、甘くなった球をスマッシュで仕留めるのが王道のパターンです。

他種目との違い
ダブルスとの決定的な違いは、コートの範囲にあります。シングルスでは、サイドの細長いエリアはアウトとなり、ダブルスよりも横幅が狭く設定されています。また、サーブについても同様にインの範囲は縦長に設定されています。
さらに、パートナーがいないため、ミスはすべて自分の責任となります。しかし、それは同時にすべてのショットを自分の意図通りにコントロールできるという醍醐味にも繋がります。
シングルスの向き不向き
シングルスに向いているのは、粘り強く、一人の時間を楽しめる人です。長いラリーに耐えうる持久力と、どんなに苦しい場面でもシャトルを追い続ける根性が必要です。また、相手の弱点を見抜き、配球を組み立てる考える力がある人も適性があります。
一方で、一瞬のスピード感や仲間との連携を重視する人は、ダブルスの方が魅力的に感じるかもしれません。しかし、個人の基礎スキルを底上げするためには、シングルスの練習は避けて通れない道です。
まとめ
シングルスは、自分の努力と成長がダイレクトに結果に反映される非常に奥深い種目です。まずは正確なフットワークを身につけ、相手を四隅に動かす配球を意識してみましょう。基礎を積み重ね、コートを自分一人で支配できるようになったとき、バドミントンの楽しさをより理解できるはずです。
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