本格的な寒さが到来し、いつも通りに打っているのにシャトルがコート奥まで飛ばない…と悩んでいませんか?
筋力が落ちたわけでもフォームが崩れたわけでもありません。その原因は気温の低下にあります。バドミントンのシャトルは、気温によって飛距離が大きく変化する非常に繊細な道具です。特性を知らないと無理な力みが生じ、肩や肘のケガにも繋がります。
今回は、冬のシャトル選びで知っておくべき知識を解説します。
空気密度とスピード番号の基礎知識
シャトルが冬に飛ばなくなる最大の理由は、空気密度の変化です。気温が下がると空気の密度が高くなります。すると、シャトルが飛ぶ際に受ける空気抵抗が夏より大きくなるため、失速して打球感が重くなるのです。
これを解決するのが、シャトルの筒に表記されているスピード番号(温度表示番号)です。スピード番号とは、シャトルの飛びやすさを1〜7の数字で規格化したもので、数字が大きいほどよく飛ぶ設計になっています。
夏場は飛びすぎを防ぐため2番(27〜33℃適応)や3番(22〜28℃適応)を使いますが、室温が冷え込む冬場は4番(17〜23℃適応)や、さらに寒い日は5番(12〜18℃適応)を選ぶのが基本です。

適切なシャトル選びで冬もベストなプレーを
冬のバドミントンでは、体育館の気温に合わせたシャトル選びがプレーの質に直結します。重い・飛ばない、と感じたら、無理に力で飛ばそうとせず、シャトルのスピード番号を確認してみてください。
また、乾燥対策として筒のフタをしっかり閉め、暖房の直風を避けて保管することも羽を長持ちさせるコツです。正しい道具の知識を活用し、寒い季節も快適で質の高いバドミントンを楽しみましょう。
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