バドミントンの大会を見ていると、なぜ世界ランキングやポイントがあるのか?と不思議に思ったことはありませんか?
テレビでよく見る華やかな大会もあれば、若手選手が中心の大会もあります。実は、これらの大会は世界バドミントン連盟(BWF)によって厳格にランク分けされているのです。今回は、その複雑な仕組みを歴史的背景を交えて紐解いていきましょう。
2つの大きな柱:グレード1とグレード2
現在の国際大会は、大きく分けてグレード1とグレード2に分類されます。
1. グレード1:主要大会
グレード1は、BWFが主催する最高峰の大会群です。具体的には、個人戦世界一を決める世界選手権や、男女別の団体戦であるトマス杯・ユーバー杯、混合団体戦のスディルマン杯などがこれに当たります。これらは国の名誉をかけた伝統ある舞台であり、歴史的にも最も重みのあるカテゴリーです。
2. グレード2:BWFワールドツアー
ツアーと呼ばれているのが、このグレード2です。2018年から現在の形に再編されました。上位から順に以下のランクに分かれています。
- ワールドツアーファイナルズ:年間の成績上位者のみが出場できる、シーズンの総決算。
- レベル2(Super 1000):全英オープンなど、伝統と格式ある大会。
- レベル3(Super 750):ジャパンオープンなど、トップランカーの出場が義務付けられる高難度な大会。
- レベル4(Super 500)、レベル5(Super 300)
- さらにその下に、若手の登竜門となるSuper 100や、さらに基礎となるインターナショナルチャレンジといった下位カテゴリーがピラミッド構造を支えています。

なぜランク分けが重要なのか?
このランク分けの最大の特徴は、世界ランキングポイントの配分にあります。
ランクが高い大会ほど、勝利した際に獲得できるポイントが高く設定されています。選手たちは、オリンピックや世界選手権の出場権を得るために、より高いランクの大会で結果を残し、ランキングを上げる必要があるのです。かつてグランプリやスーパーシリーズと呼ばれていた時代から、このポイント制度とランク分けは、プロスポーツとしてのバドミントンの透明性と競争力を高める役割を果たしてきました。
まとめ:ランクを知れば観戦がもっと楽しくなる
バドミントンの大会ランクを知ることは、単に勝敗を見るだけでなく、選手たちがどのポイントを狙い、どのような戦略でシーズンを戦っているかを理解する鍵となります。
19世紀のイギリスで産声を上げたバドミントンが、今やこれほど緻密なプロツアーへと進化した歴史を感じながら、ぜひ次の試合を観戦してみてください。大会の格を意識するだけで、コート上の緊張感と熱量はより深く伝わってくるはずです。
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