「一人で練習していても、実戦のような速さや多彩な球に対応できない…」そんな悩みを抱えていませんか?
バドミントン上達には複数人を相手にした打ち合い練習が効果的です。
その代表的な方法が4対1や4対2の打ち合い。
今回は、その練習法と効果的な活用ポイントを解説します。
練習方法
4対1の打ち合いでは、コートの片側に1人、反対側に4人が入り、4人側は右前・左前・右奥・左奥に1人ずつ入り、シャトルを打ち込みます。
4対2の場合は、片側に2人で横に並ぶサイドbyサイドの形で入ります。
人数が多い側は途切れないラリーを意識し、1人(または2人)はひたすら返球を続ける形になります。
この練習では、ノック(球出し)に近い負荷を試合に近いラリーの形で体験できるのが特徴です。
強化できるポイント
- フットワーク強化:広い範囲を一人(二人)でカバーするため、フットワークのスピード強化につながります。
- 持久力アップ:連続で返球するため、試合終盤でも動ける体力を養えます。
- リカバリー能力:打った後に素早くセンター(ベースポジション)へ戻る習慣が身につきます。
- 球種への対応力:複数人が相手なので、スマッシュ、クリア、ドロップといった様々なショットに反応する力が磨かれます。


注意点や意識する点
- 姿勢を低く保つ:構えが高くなると一歩目が遅れます。腰を落とし、重心を安定させましょう。
- 返球の質を落とさない:苦しい場面でも相手に甘い球を与えず、クリアやロブなどで態勢を立て直す判断が必要です。
- 集中力を切らさない:複数の相手がいるため、ラリーが途切れず続きます。ラリーの中で思考を止めないことが大切です。
結論
4対1や4対2の打ち合いは、実戦より高負荷の状況を作り出せる効率的な練習法です。
フットワーク、持久力、対応力を同時に鍛えられ、試合での粘りや安定感が一段と向上します。
ポイントは「自分の返球の質を保ちながらラリーを続ける」こと。
継続して取り組めば、試合終盤でも走り負けないプレーヤーへと成長できます。
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