【バドミントン上達法】「片方の打つコースを固定したゲーム練習」で判断力と配球力を鍛える方法

試合でラリーが続く中、相手の打球コースを読むのが遅れる・次の展開を考える余裕がないと感じたことはありませんか?
それは、判断力と配球力がまだ鍛え切れていないサインです。そこで効果的なのが、「片方のコースを固定したゲーム練習」です。

今回はそんなコース固定したゲームについて解説します。

練習方法

この練習は、片方のプレーヤーの打球コースを限定して行います。

例えば、A選手は「クロス方向のみ」または「ストレートのみ」など、1コースに限定。B選手は自由にプレーしてOKです。

〈手順〉

  1. 通常のシングルスまたはダブルスの形で構える。
  2. A選手の打つコースをストレート限定に設定する。
  3. その条件で5〜10分のラリー練習を実施。
  4. 途中でコースを狙う人を変えて、両者が経験できるようにする。
  5. ストレート狙いだけでなくクロス狙いでも行う。

このルールにより、コースを読まれやすい状況下で、相手をどう崩すかが自然と課題になります。

強化できるポイント

この練習の狙いは、単に打つ精度を高めることではありません。
特に次の3点を強化できます。

  • 判断力:相手の限定されたコースを前提に、自分が次にどう動くかの判断が速くなる。
  • ポジショニング:相手の打球範囲が限られるため、自分の立ち位置(ポジション取り)を最適化する意識が高まる。
  • 予測力:コースが限定されている中でもどんな球種(ドロップ・クリア・スマッシュ)が来るかを読む力が磨かれる。

これにより、試合での反応の速さ展開の先読み力が向上します。

注意点・意識するポイント

  • コースが限定されているからといって雑に打たないこと。 正確な打点とフォームを維持することが重要。
  • 相手の動きを観察する癖をつける。 相手がどの位置に動いたかを見て、次の判断材料にする。
  • 限定するコースを定期的に変える。 ストレート→クロス→ロブ方向など、状況を変化させて多様な対応力を育てる。

このとき、どんな状況でも自分のショットを安定させるという意識を常に持つことがポイントです。

まとめ

片方の打つコースを固定したゲーム練習は、制限をかけることでプレーの質を高める逆転の発想です。
自由な練習よりも状況が限定される分、頭を使う回数が増え、判断力・予測力・配球センスが一気に伸びる

試合で相手の動きが読める、次の一手が自然に浮かぶ、感覚を掴みたい人は、ぜひこの練習を取り入れてみてください。

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