ハードな練習で汗をかいた後、シューズの湿気やニオイが気になって天日干しをしていませんか?
お日様に当てれば清潔になりそうと思われがちですが、実はそのお手入れ、上達を目指すプレイヤーにとってパフォーマンス低下の大きな原因になっているかもしれません。
今回はどのような干し方が正しいか解説します。
天日干しの効果と正しいシューズケア
太陽光に含まれる紫外線には強力な殺菌・消臭効果があるため、シューズの天日干しには雑菌の繁殖を防ぐという大きなメリットがあります。しかし、専門知識なしに長時間直射日光に晒し続けることには大きなリスクが伴います。
バドミントンシューズの靴底には、滑り止めのためにラバーが多く使用されています。このラバー素材は熱や紫外線に非常に弱く、長時間日光に当たると硬化や劣化が進んでしまいます。ソールが硬くなると、素早い踏み込みに必要なグリップ力が失われ、フットワークの遅れや転倒の原因になります。
また、衝撃を緩和するミッドソール(靴底の中間層)に採用されているEVA素材も、熱によって変形したり収縮したりする特性があります。クッション性能が落ちると、着地時の衝撃がダイレクトに膝や腰へ伝わり、パフォーマンスの低下やケガのリスクが高まります。

天日干しを行う場合は、30分程度の短い時間にとどめるのが鉄則です。日常のお手入れとしては、インソールを外し、風通しの良い日陰で乾かす陰干しをおすすめします。インソールを分離させることでシューズ内部の水分が抜けやすくなり、素材を傷めずに湿気を効率よく除去できます。
足元を正しくケアしてフットワークの上達へ繋げよう
シューズはフットワークを支える大切な相棒です。天日干しの効果とリスクを正しく理解し、グリップ力とクッション性を本来の状態に維持することが、コートでの俊敏な動きと上達への近道となります。今日から正しくケアして、プレーの質を高めていきましょう!
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