夜の練習後、目が冴えて眠れない夜はありませんか?
激しいフットワークや素早いラリーをこなした後の体は、心身ともに興奮状態に包まれています。「疲れているはずなのに、布団に入っても目が冴えて眠れない」と悩むバドミントンプレーヤーは少なくありません。
この原因は、自律神経の乱れにあります。運動直後は体を活動モードにする交感神経が優位になっており、体温や心拍数が高いまま維持されているのです。しかし、筋肉の修復やスキルの定着は、体を休ませる副交感神経が優位な睡眠中にしか行われません。パフォーマンスを向上させるには、練習後の興奮を素早く鎮め、深い睡眠へ導くルーティンが必要です。
爆睡へと導く3つの専門的ナイトルーティン
身体を素早くリセットし、一晩で疲労をリカバリーするための具体的なケアを紹介します。
- ぬるめのお湯で深部体温をコントロールする:就寝の約90分前に、38〜40度ほどのぬるめのお湯に15分ほど浸かりましょう。一時的に体内の深い部分の温度である深部体温を上げると、時間が経つにつれて体温が急激に下がっていきます。この体温の下降が強い眠気を引き起こします。なお、熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまうため避けましょう。
- タンパク質+糖質でエネルギー補給と快眠ホルモン生成:練習で消費された筋肉のエネルギー源である筋グリコーゲンを回復させるため、軽めの糖質とタンパク質を補給します。また、乳製品やバナナに含まれるアミノ酸の一種トリプトファンは、夜になると睡眠を促すメラトニンというホルモンに変化します。温かいホットミルクなどを飲むのが効果的です。
- ストレッチとデジタルデトックスでスイッチを切り替える:就寝前は深い呼吸を意識しながら、太ももや肩甲骨周りなどバドミントンで酷使した筋肉を伸ばしましょう。また、スマートフォンの光はメラトニンの分泌を妨げるため、寝る前に画面を見ないデジタルデトックスを行うことで、スムーズに副交感神経へ移行できます。

質の高い睡眠が明日のパフォーマンスを創る
バドミントンで上達するためには、練習と同じくらい休息の質が重要です。自律神経の切り替えを意識し、体温コントロールや栄養補給をナイトルーティンとして習慣化しましょう。
しっかり爆睡して疲労を完全にリセットできれば、翌日のコートではさらにキレのあるフットワークとシャープなショットが打てるはずです。ぜひ今夜から試してみてください。
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