バドミントンの試合は全身を使うハードなスポーツであり、特に大会に出場した後は体と心に大きな負荷がかかります。
試合後のリカバリー(回復)を適切に行うことは、怪我の予防や次のパフォーマンス向上に直結します。
今回は、初心者の方が取り入れやすい「ストレッチ」「食事」「振り返り」の3つの視点から、効果的な回復方法を解説します。
1. ストレッチによる体の回復
試合後は筋肉に「微細な損傷」や「乳酸の蓄積」が起きています。これを放置すると筋肉痛や疲労が長引きやすくなります。
静的ストレッチ(ゆっくり筋肉を伸ばす方法)を用い、太もも(大腿四頭筋)、ふくらはぎ(下腿三頭筋)、肩回り(三角筋)を重点的に伸ばしましょう。
これにより血流が改善され、代謝産物の排出が促進されます。
2. 食事での栄養補給
試合後30分〜2時間は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、栄養の吸収効率が高まる時間帯です。
このタイミングで炭水化物(エネルギー源)とタンパク質(筋修復の材料)をバランスよく摂取することが重要です。
例えば、おにぎり+鶏肉、バナナ+ヨーグルトなどが効果的です。
また、水分と電解質(ナトリウム・カリウム)の補給も忘れずに行いましょう。
3. 試合の振り返り
身体のケアだけでなく、メンタル面のリカバリーも大切です。
試合直後は感情が高ぶっているため、簡単なメモ程度で「できたこと・課題」を書き出すのがおすすめです。
翌日以降に冷静に見返すことで、次の練習テーマが明確になります。
こうした振り返りは「メタ認知(自分のプレーを客観視する力)」を高め、効率的な上達に直結します。

4.まとめ
バドミントンの試合後に大切なのは、ストレッチで体を回復させ、食事で栄養を補い、振り返りで次につなげることです。
これらを習慣化することで、怪我のリスクを減らし、パフォーマンスを継続的に向上させられます。
大会経験が少ない方ほど、このリカバリー習慣を早めに取り入れることで、上達スピードが格段に上がるでしょう。
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