基礎練習でショットが安定してきたのに、試合では思うように動けない――そんな経験はありませんか?
それは「実戦の流れを想定した練習不足」が原因かもしれません。
今回は、バドミントンで上達を目指す人に欠かせない「ゲーム練習(試合形式練習)」の効果的なやり方と意識すべきポイントを解説します。
練習方法
ゲーム練習とは、実際の試合形式で行う練習です。
ただし「試合の真似」ではなく、明確なテーマを持って行うことが重要です。
例えば以下のように設定してみましょう:
- 攻撃強化テーマ:「3球以内に攻撃展開を作る」
- 守備テーマ:「相手のスマッシュをレシーブでコントロールする」
- 展開テーマ:「ロングラリーを続けて体力と判断力を養う」
このように「何を鍛えるか」を明確にしておくことで、ただのゲームではなく「狙いを持った実戦練習」になります。
上記はあくまで例のため、自分にあった目標を設定しましょう。
強化できるポイント
ゲーム練習で身につく最大の力は判断力です。
バドミントンは瞬時に「打つ・構える・動く」を繰り返す競技。
相手の球種・位置・体勢を見て、どんなショットを選択するかの判断が勝敗を分けます。
また、試合形式を繰り返すことで、配球パターンの読みや自分の得意展開が見えてきます。
これは基礎練習だけでは得られない、実戦ならではの収穫です。

注意点・意識する点
ありがちな失敗は、「ゲームをすること自体が目的」になってしまうことです。
試合中に上手くいかなかった場面を振り返り、「なぜ得点できたのか」「なぜミスしたのか」を整理しましょう。
また、練習後に映像を確認したり、コーチや仲間と意見交換を行うのも効果的です。
もうひとつ重要なのが集中力の維持。ゲーム練習中は常に本番のつもりでプレーし、1点の重みを感じながら動くことで、試合でも落ち着いてプレーできるようになります。
まとめ
ゲーム練習は、単に試合をこなす時間ではなく、実戦の中で課題を発見して修正する場です。
テーマを持ち、試合後に振り返る。このサイクルを繰り返すことで、あなたのプレーは確実に試合向きに変化していきます。
日々の練習に目的を持ったゲーム練習を取り入れ、本番で勝てる選手を目指しましょう。
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