バドミントンを始めたばかりの方にとって、「レット(let)」という言葉は聞き慣れないかもしれません。
審判の声や試合中のやり直しの場面で登場するこの用語ですが、試合の進行やルール理解には欠かせない重要な概念です。
今回は、「レット」が宣告される具体的なケースを紹介し、ルールに対する理解を深めていきます。
1.レットとは
「レット」とは、ラリー(打ち合い)をやり直すことを意味する審判用語です。
得点がつかず、直前のサーブから再スタートする形となります。
これは主に、プレーが正しく続行できない、または公正でない状況が起きたときに使われます。
以下に「レット」が宣告される代表的なケースを紹介します。
・サーバーとレシーバーの両方が準備できていない状態でサーブが打たれたとき
→どちらか一方でも明らかに準備ができていなければレットになります。
・サーブ時にネットに触れたシャトルが相手コートに正しく入ったとき
→ネットインのサーブで有効に入った場合でも、サーブ直後は「レット」としてやり直されることがあります(※ダブルスなど一部例外あり)。
・予期せぬ妨害が起きたとき(例:隣のコートからシャトルが飛び込んできた)
→プレーに支障をきたす外的要因があった場合は、安全と公平性の観点からレットになります。
・審判がプレー続行に疑義を持った場合
→イン・アウトやフォルトなどに即座に判断がつかないとき、一度レットとしてやり直すことがあります。

2.まとめ
「レット」は、単なるやり直しではなく、選手の安全と試合の公正性を守るための重要なルールです。
初心者のうちは混乱するかもしれませんが、代表的なケースを知っておくことで、試合の流れが理解しやすくなります。
今後プレーや観戦の際には、「なぜ今レットになったのか?」を意識することで、ルールの理解がより深まるでしょう。
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